ピサンゴレン店紹介No1:KLセントラル「Brickfields Pisang Goreng Mr Chiam」
ピサンゴレンが食べられる屋台紹介、第一弾は「Brickfields Pisang Goreng Mr Chiam」。KLでも名高いその味は果たしていかほどか!?
場所について
「Brickfields Pisang Goreng Mr Chiam」があるのは、KLセントラル駅から徒歩5分程度。大きな通りに面した歩道に並ぶ屋台の内の一つです。
屋台でありながらも、30年以上続くその歴史からローカルの人にかなり人気で、有名であるこのお店。午前中に行きましたが15分程並びました。
なぜかというと、このお店はgrabなどのオンライン注文にも対応しているんですが、店頭で待っている人よりもオンライン注文を優先させてしまうからです。
実際並び始めたとき、私の前には女性一人しか待っていなかったにも関わらず、15分ほど待つ羽目になりました。
正直外は暑いし、こんな暑さの中揚げたてのバナナを食べる意味はあるのか…と何度も何度も自問自答しました。
「Brickfields Pisang Goreng Mr Chiam」ピサンゴレンの特徴
今回頼んだのは、ピサンゴレンとカレーパフの2種類。
ちょっと硬めの紙に包まれた揚げたてのピサンゴレンはかなり熱々。紙には油が染み染みで、カロリーの高さに不安を覚えます。
衣は想像と違い、天ぷらのようなコロッケのような不思議で独特な食感で、今まで食べたことがないサックサクでフワッとした感じ。ぶ厚めだけど生地が生っぽいなんてことは一切なく、中までしっかりカリカリです。どこかコーン由来のスナック菓子を彷彿とさせるテクスチャー。
バナナは日本のバナナよりも太目で短く、色も濃いものが使われています。バナナの味も濃い目で、酸味があり、食感はホックリしています。ねっとり感は少し少なめなので、思ったよりも衣と相性が良く、食べやすかったです。ボリュームもあって食べ応えも十分。
ただ私は、このピサンゴレン、そこまで絶品だとは思いませんでした。サクサクとはいえ、やっぱり油分もあるし、バナナのフライという物自体そんなに馴染みがないので、心のどこかで抵抗があるのかもしれません。15分待って得られるものがこれかと思うと、そんなにもう一度食べたい!という味ではありませんでした。もちろん不味くはないですが…。
続いて、カレーパフ。カレーをパイ生地で包んだカレーパフはマレーシアで定番の軽食です。
かじってみると、ポテトベースの具材とパイ生地の相性がかなり良し。パイはサクサクしていて生地は美味しいと感じます。
ただ具は少し薄味で、スパイスの風味もどこか独特な味(カレーパフあるある)。日本人の口にはそこまで合わない様な気もします。私は正直そこまで好きな味じゃありませんでした。
メニューの紹介(2023/06月時点)
メニューはシンプルで、
・名物のピサンゴレン 1.6rm(約50円)
・揚げたゴマ団子 1.6rm(約50円)
・中国伝統のモチ米菓子クエバクル(日本語では年こうと呼ばれる)を揚げたもの 1.6rm(約50円)
・カレーパフ 1.8rm(約54円)
の4つ。
最初はピサンゴレンとゴマ団子を頼もうと思ったのですが、店員さんがゴマ団子は品切れと言ってきため、代わりにカレーパフを頼むことになりました。人気店のため朝早めに行くのがベターかも!
全体的な感想としては、フライドバナナは美味しいけど病みつきになるほどではない、カレーパフはそんなに、という感じ。マレーシアのローカルに愛される路地裏グルメとして、一度は試してみるのも良いかもしれません。興味のある方は是非トライしてみては!?
評価 55/100
お店情報
投稿者について
かのんとぶえなを飼い慣らす小さな黒猫。八王子生まれだが外には出たことがない。趣味は大暴れと食べること(主にカリカリ、たまにチュールと猫缶)。